千曲市 五加育成会剣道クラブ

新型コロナウイルス感染拡大をうけ、稽古を自粛したり、様々な活動が思うようにできなかった昨年と今年ですが、
早いものでもう年の瀬を迎えました。

昨年に比べて活動や外に出る機会が徐々に増えていき、10月に穂高剣道スポーツ少年団さん主催の練成会に参加させていただくことができました。
他の団体と交流を深める機会がなかなかない中、感染予防を徹底し機会を作っていただき本当にありがたかったです。

















11月3日は更埴大会が開かれ、たくさん悔しい思いをして３位となりました。


11月23日は第15回長野県小学生剣道錬成大会に出場しました。試合のたびに監督が一人、一人に声かけをしてくださり、それぞれが持つパフォーマンスを発揮することができたように感じました。結果２回戦まで駒を進めることができ、県内の強いチームと２回も試合をすることができました。３回戦にはあと一歩とどきませんでしたが、収穫の多い大会となりました。












12月に入ると昇級審査の時期となり、日々の稽古の中で所作から見直し、初心に帰って剣道の基礎と一番大切にしていきたいことをおさらいし、実践し、身につけることができた期間となりました。
昇級審査では、希望級より高い級を取れた子、希望級には届かなかったものの次回への課題をしっかりとつかんだ子など、様々でしたが、次のステップに向けいい経験ができました。








坂城大会では、先に負けてしまったクラブの後輩や、卒業していった先輩たちも応援に駆け付けてくれました。
これまでのくやしさをばねに稽古を積み重ねてきたことが形になって表れ優勝を勝ち取ることができました。
後から、このチームでもう一度優勝したかったという気持ちが強かったとを聞き、小さな頃から楽しいことも、苦しいことも共にし、活動してきたからこそ育つ絆の強さに感心させられました。

そして、２５日に今年最後の稽古を行い、坂城大会の優勝の報告と、昇級を共に喜びました。
この日は、たくさんの仲間が集い賑やかな稽古となりました。







徐々に活動範囲が広がったり、稽古も休むことなく続けることができていますが、感染の徹底した予防はまだまだ必要です。

年が明けるとまさに極寒となり、体調も崩れやすい時期になります。
稽古で体と心を鍛え、感染に対する意識もしっかり持ち、この冬を超え、来年また笑顔がたくさんあふれる活動になるようにしていきます。


令和３年も五加育成会剣道クラブの活動を温かく見守っていただいた先生方はじめ、親御さん、学校、地域のみなさん本当にありがとうございました。


  

毎年秋に開催される更埴地区少年剣道坂城大会が、コロナの影響で延期となり12月18日（日）に坂城中学校体育館で開催されました。




今年も大会の開催を中止や延期にせざるを得ない状況が続く中ですが、大会を実施して子ども達の成長を見ることができたことに感謝しかありません。本当にありがとうございました。

今回大会には、高学年団体の部に、五加育成会剣道クラブとして１チーム、八幡・五加の合同チームが１チーム、低学年個人の部で４人が個人戦にエントリーし、それぞれに力を発揮しました。







大会という緊張の場で持っている力が発揮できず涙する姿、初めて１本とれたことに喜ぶ姿、それぞれにこれまでの練習の成果を発揮し、これからの課題を見つけた試合となりました。




この大会、団体戦は勝ち抜きの試合となっているので各団体ともいつもとは違う雰囲気で試合に臨んでいたように感じました。そんな中、五加育成会剣道クラブが予選リーグ2位で決勝トーナメントに上がることができ、準決勝は坂城剣道錬成会さんと対戦し勝利することができました。




決勝では、予選リーグでは負けてしまったちくま剣道育成会Ａさんと再戦することができました。
予選リーグで悔しい思いをした分決勝では頑張ってほしいという願いがとどき、大将戦までもつれこみました。
取って取られての緊迫した試合となりましたが最後に素晴らしい＜面＞を決め優勝することができました。




この日は中学生も会場にいたので、二年前に優勝したメンバー全員が応援に駆けつけてくれて共に連覇を喜ぶことができました。





大会を運営していただいた関係の皆様、寒い中でしたが、大会運営をはじめ感染対策、雪の対応等、本当にありがとうございました。